早く知りたかった、経験者だからわかる

不妊治療の病院選び

失敗しないための5つのポイント

はじめに

私は不妊治療経験者です。不妊治療は子供を望むすべてのカップルにとって、大きな一歩となります。
しかし、その第一歩を踏み出すにあたり、自分にとって最良の病院選びは非常に重要であると同時に複雑かつ困難なプロセスでもあります。どの病院を選べばよいのか、何を基準に判断すれば良いのか、悩む方も多いのではないでしょうか。
私自身、この病院に通い続けてよいのかなど、実際に通院する中で不安に思うことがありました。

不妊治療における病院選びには、経験した今だからわかる、いくつかのカギとなるポイントがあります🔑
あなたに合った医療機関を見つけるためのポイントを本記事では詳しく解説していきます。
失敗しない病院選びのための5つのポイントをチェックして、一緒に最適なパートナーを探していきましょう!🔍

失敗しないための5つのポイント

全てを満たす医療機関がない場合もあるかもしれません。
そのような時は、譲れないポイントの優先順位を整理して医療機関を選んでいきましょう!
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

ポイント1 :助成金を申請できる医療機関かをチェック

不妊治療を始める際には、いろいろな検査を行います。
不妊検査をした後、申請すれば行政の助成金を受け取ることができます。
一方、指定医療機関や協力医療機関など、「助成事業受診証明書」を発行できる医療機関が都道府県によっては、限定されている場合があります。
しっかりと証明書が発行できる医療機関かを確認してから、検査等を始めるようにしましょう。

助成を受けられる条件や、提出書類は各行政のホームページで最新の情報を確認してください。
「不妊検査 助成 ○○」(※お住いの都道府県)で検索してみてください。

ちなみに、私の場合は結婚前に夫と一緒にブライダルチェックを行いました。その病院とは別の病院に不妊治療に通い始めたので、結局、やり直した検査もありました。できれば、同じ病院で一連の検査を行うことをお勧めします。

助成金の申請方法は行政のホームページに従って申請すれば大丈夫です。
証明書発行の手数料や実際にかかった金額については、別の記事で紹介します💰
実際は、ブライダルチェックの費用だけで助成金の上限金額を超えました😢

ポイント2 :治療できる範囲をチェック

医療機関によっては、体外受精を行っていない医療機関もあります。
不妊治療の進め方は基本的には、タイミング療法➡人工授精➡体外受精になると思います。
保険適用になったとはいえ、体外受精にはそれなりの費用が必要となります。

まずは夫婦でどこまでの治療を受けるのかをしっかりと話し合ってください。
その上で、候補となっている医療機関がどこまでの治療を行っているのかをチェックしてください。
途中で病院を替えることも可能ですが、医療機関をもう一度探し直し、先生との関係性の構築など、大変なことも少なくありません。
紹介状をお願いすることで、医療費も削減できますが、転院しない方が楽なのは言うまでもありません。

私は、不妊治療前から通っていた婦人科にそのまま不妊治療での通院を開始しました。
体外受精も考えていると医師に話した際に、その病院が体外受精は行っていないと言われて、やっていない病院があることを初めて知りました🙄
私の場合はその後、他院に転院しましたので、最初から転院せずに通い続けられる医療機関を探すことも重要なポイントと思います。

どこまで不妊治療をするのか、夫婦の認識を合わせておきましょう。
自分たちの計画に寄り添える医療機関を探すことも重要です👍

ポイント3:病院の実績と提携病院の有無をチェックする

子供を授かることが目標なので、病院の実績はかなり重要です。各医療機関の実績はホームページで公開されていることが多いので、しっかりと確認するようにしましょう。また、口コミも確認することで実際の病院の雰囲気がわかることもあります。

ただ、病院の実績を調べる前に、一般的な不妊治療の成功率や計算の仕方もしっかりと理解して、病院の実績を確認するようにしましょう。年齢にも影響しますが、不妊治療の成功率は決して高くはありません。基本的な情報は理解した上で、各病院の実績を自分なりに読み解くことが重要です。

また、産科の診察も行っているのか、提携している産科があるのかも確認しておきましょう。産科がない場合は、妊娠後に転院先を探す必要があります。そのまま、出産まで行える方が楽だと思いますが、無痛分娩に対応していなかったりなど、産科の特徴もあると思うので、妊娠後のことも見据えて医療機関を探すこともポイントとなります。

しっかりと実績がある病院に通いたいですよね!
病院を替える場合は、ある程度、次の病院の目星をつけて、医師に紹介状をお願いする時に相談してみることもおススメです。
体外受精を行っているが、産科がない病院の場合は、妊娠後にもともと通っていた産科がある病院に患者さんが帰って来ている場合があり、
実績がわかる場合があります。

ポイント4:立地とアクセスの良さを重視

不妊治療を開始する場合、長期的に通うことになる可能性が高く、排卵日付近には短期間に何回も受診することになる場合があります。
そのため、自宅や職場からのアクセスのしやすさはかなり重要です。また、雨の日や妊娠後は自転車で通うことが難しくなる場合もあるので、駅からの距離や駐車場の有無も確認しておくことが重要です。

実際に不妊治療を始めて、こんなにも病院に行かなければいけないのかと思いました。
毎月排卵日付近では複数回通います。
平日、休日関係なく通院しなければならないので、職場からと自宅からのアクセスの良さのどちらを重要視するのかもしっかりと考えたいところです。

ポイント5:診療時間と待ち時間

医療機関を選ぶ際は、診療時間が自分の生活にフィットしているかも確認しましょう。
医療機関により診療時間は異なります。自分の職場の勤務形態と診療時間がマッチしないと、通い続けることは難しくなると思います。
Web予約システムを導入している医療機関は急な仕事での診療時間の振り替えなど、柔軟なスケジュール対応が可能な病院もあるので、予約システムも気にしてみてください。

また、待ち時間が少ないことも重要です。ポイント4でも触れましたが、不妊治療は何度も医療機関で受診する必要があります。
受診のたびに数時間待たされると、仕事との両立が難しくなったり、通院することがストレスになってしまいます。
待ち時間は、通院してみないとわからない場合もありますが、口コミを確認することでわかることもあります。
※人口授精の際の精子の調整等で時間がかかることがありますが、そのような待つことが明らかな処置は受け入れてください。

最初に通っていた病院では、1~2時間常に待たされました。
患者も多く、待つことは仕方がないとは思っていましたが、仕事の昼休憩より結構前に受診したのに、
お昼休み終了間際でも診察に呼ばれなかった際は、さすがにいつ呼ばれるのか確認したりしました。

会社には特定の人にしか不妊治療のことを話していなかったので、あまりにも休みが多いと他の人も気づく可能性があり、
待ち時間が長いことはそのあたりでもネックでした。

転院してからは本当に呼ばれるのが早くて、通院することもおっくうではなくなりました。
個人的には待ち時間はかなり重要なチェックポイントです😀

その他:コスト面

個人的には、コスト面で医療機関をチェックすることは今はそこまで重要ではないと思っています。
生殖医療ガイドラインが完成し、令和4年4月より、一般不妊治療(タイミング法、人工授精)や生殖補助(体外受精、顕微鏡授精など)が保険適用になりました。このことから、基本的な不妊治療の流れや行われる処置はある程度一律になっているのではないでしょうか。そのため、コスト面を重視した医療機関選びは以前よりは重要度が低くなったと思います。
一方で、体外受精時のタイムラプス培養など、保険適用外のオプションが選択できる病院もあるので、どこまでが保険適用か。など、医療機関任せではなく、自分でも調べることは重要です👍

さいごに:治療を始める際の心構え

不妊治療にかかわらず、治療は医療従事者と患者がチームとなって行うものです。
患者自身が要望を伝えることも重要な場合もあります。人生設計や体調など、自分から進んで医療従事者に共有することも患者の重要な役割と思います。
私の場合は、卵胞の発育が遅い場合には無排卵月経になったことがある。最短で体外受精を行おうと考えている。この週はどうしても仕事が休めない。と伝えたことがあります。
伝えたことで、医師も治療の方針の判断ができましたし、私の意志を汲んだ治療を行ってくれました。

伝えることは伝えて、最終目標を見失わずに、前に進み続けることが重要です。

人同士なので、そりが合わない医療従事者もいるでしょう。
そんな時は、自分の選択を過信しすぎず、思い切って転院することも一つの選択です。
紹介状をお願いするのは言いだしにくい。と感じるかもしれません。
でも、紹介状を書くのなんて、日常茶飯事で医師は何とも思っていないと思いますよ。

自分に合ったパートナーを見つけて、頑張っていきましょう!

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