ありのままでは愛されない

なぜありのままでは愛されないのか

ありのままの自分を愛してほしい。と、よく聞きますが、ありのままを愛してくれる人はほぼいないと思います。
相手と一緒にいる理由には、何かしらメリットがあるからです。一緒にいて楽しい/癒される/元気が出るなど、メリットは人それぞれでしょう。
一緒にいるメリットがなくなった時、さらには、デメリットに代わった時、人は別れを選ぶのです。
ありのままでは愛されなかった、事例を紹介します。

これが私のありのまま

初夏の少し暑くなったころ、付き合いだして半年ほど過ぎた彼と、東京に旅行することになりました。
お互い大学が東京ということもあり、別々で東京入りし各々友達と遊んでから、2日目に鎌倉で待ち合わせ。
私は、1日目に友達とスパに行き、お風呂を済ませ、友達のお家に泊めてもらいました。

スパという公共の場で、わき毛を剃ること、友達の家でまたお風呂をかりて処理することは、はばかられたので、「まぁ、大丈夫だろう。」と処理を諦めました。

2日目、彼と合流した日は、猛暑かつ行先は階段を何段も上がって本堂に行くお寺。
私の服装はノースリーブにカーディガン。絶対にカーディガンは脱げない。なぜなら、生えてますから。

脳内みるこ👩：
暑い・・・階段が長すぎる・・・汗が止まらない。カーディガンを脱がなければ、汗臭い女になる・・・。ぜぇぜぇ。
脱ぐしかない。サッと！一瞬で肩にかければ見られないはず。
なんなら、ちょっと見えたところで、受け入れてくれるんちゃうか～？😜

本堂に着き、ベンチに座り、一服。・・・している隙にカーディガンを脱ぎました。しかし・・・横を見ると、私を凝視する彼の姿。

その後

夜ご飯のお店に向かう電車の中、彼が改まってこう言いました。

元カレ🐵：ありのままの自分を受け入れてほしいと思っているのはわかっているんだけど、正直萎えるんよね。

そのあとは、ちょっと気まずい雰囲気で夕食を食べました。

ありのままということ

この場合、ありのままというより、清潔感やエチケットの問題のような気もしますが。
相手が抱いている自分のイメージに対してマイナスになる「ありのまま」は出すタイミングは考えましょう。もしかしたら、永遠に出さない方がいいのかも。

もし、まだ「ありのまま」を受け入れてくれる人はいる。そのような人が良いと思うのであれば、将来のあなたが悲しまないために、自分のありのままのレベルを上げてください。
凡人のありのままを受け入れてくれる人はいない。私のような壮大な勘違いをみなさんがしませんように・・・。Good Luck👍

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